おしゃべりな夜-1-

1987年 ?月 テレビ東京系放映  「おしゃべりな夜」
司会 池畑慎之介(ピーター) 木原美智子
ゲスト 京本政樹 渡辺裕之

(池)今日のお二人はとっても対象的
(木)あなたにとっても似た方で大阪出身でとっても厳しい父親に育てられ、家出同然で東京へ出てこられた、お化粧する方
(池)京ちゃん!

ワンフロアのマンション風のセットで一人ソファで水割りを飲んでいる京本さん。そこへお二人が移動します。

(木)けっこう背が高いんですね
(京)178あります
(池)168です(笑)

挨拶もそこそこに

(池)あなた(木原さん)もピッタリの方まず、筋肉質でしょ、色が黒い、国際的、目がパッチリしている
(木)まるであたしの弟みたい
(二人)せーの ファイト一発!!

で渡辺さん登場

(渡)あっどーも
(京)あっテレビで見たことある

皆さん席についてカウンターワゴンで飲み物をピーターさんが作ります

(池)水割りでいいですか?
(渡)はい こんなとこにGパンでいいのかな。すごい豪勢なお宅にお邪魔させてもらって ふつうGパンじゃいれてくれませんよ
(木)衣装は持ってらっしゃるんでしょ?Gパンばっかりじゃなくて
(京)あははっ
渡辺さんと京本さん顔を見合わせて笑う
(京)あのね これでも悩んでたんですよ、楽屋で ねっ
(渡)ねっ
二人で「ねっ」って言い合うところは本当に仲良し〜って感じです

みなさん水割りで乾杯!!

(池)京本さんはお酒お強いんですか?
(京)あんまりダメです(本当に嫌そうに)
(池)今日はいきましょう!!一気いきましょう!
(渡)本物ですよ
全員飲み始めますが、渡辺さんは半分ぐらいで「やっぱダメだ」と飲むのをやめますが、京本さんは氷の解けたグラスを一気にあけて♪って感じで全部飲んじゃいます
(京)やっぱダメだ
何言ってんの!って感じで、ピーターさんに肩をバチンと突っ込みを入れられます
(渡)強ぇぇんだ京本は 肝臓に悪いって(心配してくれてます)
(京)でもね、本当に僕はあんまり飲まないんです
この後全然変わらないので、京本さんてお酒お強い方だと思いました

(木)しかし、ピーターさん。彼(京本さん)が、なんとなく私に向かって話かけるとね、自然にくっーと寄ってしまいたくなるかわいい口元
(京)そうですかね・・(ボッソッとつぶやきます)
(木)普段でも・・テレビに出なくてもお化粧っていうのは・・

当時、京本さんのイメージって中性的というか妖艶な男性と言う見方ばかりだっ たので、よく他の番組なんかでも聞かれてましたね。 なんせ20年近く前のことですから、男性が化粧するのって受入れ難い雰囲気って 、当時あったように思います。

(京)あのですね何で僕、お化粧してるかって言うと(化粧ったって、ファンデとアイライン、眉を引いてるくらい)時代劇が多くて。ずっと時代劇をやっててそれで、必殺仕事人というのをやって、僕の役柄が妖艶美みたいな役でゲスト出演(トーク番組)する時に、最初、スッピンで行ったたんですよ。そうしたら、プロデューサーの方に「今日、メイクは?」って言われたんです、最初、ピーターさんとよく比較されました
(池)あっ そうなんですか私も、必殺レギュラーをやってたんですよ
(京)いつも見てました
(池)針でピッと・・あっごめんなさい 唾飛んじゃった
(京)けっこう似た感じの役で
(池)そうそうわりと三白眼でね、目が利くでしょう?
(京)一番最初にね、僕が仕事人レギュラーで出始めた頃にね、あのですねぇ ファンレターがピーターさん宛てにきてました
(木)ピーターさんとまちがえて
(京)そうまちがえて、最初・・そういったことがきっかけでメイクをするようになってところがね、ここ最近は現代劇が多いんですよ
(木)とのときは?
(京)ノーメイクです
(木)小さい時に化粧に興味をもったことは?
(京)いやぁ、小さい時はないですね
(木)ピーターは?
(池)あたくしはね、家の仕事柄、3っで白塗りでね地唄舞の舞台を、時代物の格好ですけど。鏡みて「綺麗っ」って思ってました。そういう世界でした。ほとんど、もの心付いたときから白塗りしてました
(京)そうなんですか
(木)はじめてね、京本さんが自分でお化粧した時に、ピーターさんみたいに綺麗って思った?
(京)あの〜 自分が変わることにはびっくりしましたね
(池)そういう変身願望ってみんなあるんですよ
(京)メイクがのるのらないでいけばあったんでしょうね。だから、僕も一番最初は白塗りだったんですよ。大川橋蔵さんに教えていただいて、白塗りから始まって、目張りをキュッて入れてもらってあっ こんなに変わるもんだなと
(木)我々は白塗りは似合いませんね
(渡)出れないもん 白塗ったら
(池)このお二人も似てるんですよ 兄妹って言えば・・・
(渡)木原さん目がハッキリしてるもんね
(池)ほら見て サンダーバードに出てくるお人形みたい
(京)あはははっ  口だけこうね

木原さんサンダーバード人形の動きをしてます

(渡)僕ね、三白眼でひっつかないんですよあのね恐怖映画とかやりたいわけ メイクなくてちょっとやって・・・
(池)やってみて下さい

恐怖映画のようなBGMが流れ出し、それにあわせて渡辺さんの目も見開かれていきますこっ怖いです〜!!

(3人)すごいすごい
(渡)自分でやってて怖くなります
(池)やってるんですか
(渡)鏡の前で動けなくなったんです
(池)そういう、お化粧とかしたことないんですか?
(渡)ありますよ妹がね、この業界でメイクとかしてるんで、そのモデルにさせられてね。おふくろのスカーフかなんかをターバンのように巻いてね
(木)そうすると異国の雰囲気の王子様かなんか
(渡)王子様じゃないですよ 女性のメイクですよ
(池)外人の女性みたい
(渡)そうです でもねヒゲのところを潰すと首はちょっと太いですけど、自分でもね、あっ色っぽいって思ったことありますよ
(池)ほらごらん ほうらごらん
(木)男の人って結構お化粧すること好きな方いらっしゃいますよね嫌だ嫌だと言われる方ほど
(池)あたしなんかも、お酒とか飲んでる席でやってあげたりしますけど、やめろ、やめろと言ってる人ほど後でじーっと鏡見てますね
(木)それ言える
(池)そう、それは100パーセントね 嫌だと言う人ほど、なんか心の中でやってみたい
(京)ですから、名前言いませんけど、男っぽく売ってる役者さんで、結構鏡見てる人多いですよ
(渡)あっ 結構、鏡見るよ
(京)見てる?
(池)あっでも仕事柄、モデルさんの事務所のマネージャーさんやってらしたから、モデル自体もやってたでしょ?
(渡)いや 僕は鏡見るのは、別なちょっと哲学的な理由があるんですけど
(3人)哲学的な?
(京)哲学的に鏡を見るの?
(渡)だって 例えば男は、髪の毛やるときは髪の毛しか見てないでしょ メイクの時は、目だけとか唇だけでしょ顔全体を鏡で見ている人って何パーセントいるのかと思うんですよね
(木)はぁそれが哲学的
(渡)うん だから自分を知るためには、自分は自分以外のものでしか見えないわけだから、自分以外のものを通してしか自分を見れないわけでしょ鏡って手っ取り早いでしょ
(京)それで、わりと哲学的に思いながら毎日見てるの?
(渡)そうそう
(京)鏡は哲学的だと
(渡)鏡は哲学だ(笑)

CM

2へ続く→

87年放送

Written by:佳鈴

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