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<あらすじ> 何事も後ろ向きに考えてしまう和田喜代美は、9歳の頃、父・正典、母・糸子、弟・正平とともに、福井県小浜市に引っ越してきた。新しい家は、父の実家で、伝統的な塗箸職人の祖父・正太郎と、元芸者の祖母・小梅、独身で定職にもつかない叔父・小次郎が暮らしていた。小梅と小次郎は一家を歓迎するが、正太郎だけは10年前に塗り箸の修行を捨てて家を出ていった息子・正典を許しておらず、一家に気まずい雰囲気が流れる。喜代美は新しい学校で同姓同名の和田清海に出会うが、彼女は美人で成績優秀、何事にも優れていて学校で一目置かれる存在だった。同じ名前の彼女と比較され、喜代美は徐々に脇役的な存在になっていく。クラスでは、華やかな清海をA子、喜代美はB子と呼ばれるように。本当は脚光を浴びたいのに、どうしても日陰の存在になってしまう喜代美。 「おまえはぎょうさん笑え…」―祖父の最期の言葉を守って生きようと、後ろ向きな自分の人生を180度変えるために、喜代美は父の反対を押し切って一人大阪へ向かった。 どこか天然で個性豊かな家族、大阪で出会った落語家たちや、居酒屋に集まる人々、その他たくさんの人の温かい人柄に触れながらヒロイン喜代美が女流落語家を目指す、笑いと感動の人情物語。 <みどころ> このドラマの脚本は、京本政樹ファンにはお馴染みでしょう、NHKよるドラ「愛と友情のブギウギ」を書かれた藤本有紀さんが担当されています。 「〜ブギウギ」での京本さんは口数少なく、感情を伝えるのが下手で、常にトラブルメーカーの桜井武男という役を演じられました。今回の「ちりとてちん」でも、やはりトラブルメーカーの役ではあるのですが(笑)、武男と正反対で非常に明るく楽天的で、しょっちゅう何か企んではまるで子供の悪戯のようなことをしてトラブル(というほどでもない)を起こし、色んな人に迷惑をかけまくる・・・でも根はとても優しく、いつもヒロイン喜代美の味方をしてくれる・・・ちょっと可愛らしくて「憎めない叔父さん」。ご本人がトーク番組でも仰っていましたが、一言で現すと「アホか!」という役です(笑) 茶の間で家族と一緒に普通にご飯を食べる京本さんとか、アロハシャツに麦藁帽子姿で遊び人な京本さんなんて、誰も見たことないと思いますし…。「必殺仕事人」や「高校教師」など闇の部分を演じることの多かった京本さんのイメージを180度覆すような珍しい役だと思います。 長年のファンの方にとっても新しい京本さんを見ることができる作品です。 それから、これは番組についてのみどころですが、このドラマはお話そのものが色々な落語の設定と絡めて書かれていますので、上方落語がお好きな方はより一層楽しめると思いますし、登場する小道具の一つ一つにも何かのヒントが隠されていることも多いので、落語には詳しくないんだけど…という方にとっても息をつく暇を与えません。何気ないシーンでも一捻りあって思わず笑ってしまう台詞、風変わりで愛すべき登場人物たち、15分の中に色々な「面白さ」が凝縮された作品です。 NHK総合テレビ・連続テレビ小説
2007年10〜2008年3月放映 Written、Drawn by:竜歌
※以降は完全ネタバレとなりますのでご注意ください →【和田小次郎名珍場面&名台詞ランキング】) →【掲示板に書かれた皆さんの感想】 →【全話の感想 Written by:桂さん】
↓【全話の感想 Written by:竜歌】
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